五月といえば


 五月になれば「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」の句のように清々しい季節がやってくる。新芽が萌え出し山一面を染め、田んぼでは「田植え」が始まり青々と色づいた風景を見せていく。街の中でも、葉桜やハナミズキなどが彩を添えていく。そして「初鰹」、江戸の庶民には待ち焦がれた季節の贈り物だったようだ。他にも、アナゴやサバ、タケノコなど春の味が食卓にのぼる。

利根川沿いの神崎周辺の水田

 そして、いま、五月(さつき)といえば、平昌オリンピック女子カーリングのLS北見の藤澤五月さん。その清楚な魅力は、開催国の韓国でも大人気だった。藤澤さんの活躍が、いまカーリングが人気沸騰する一つの原動力ともなった。カーリングはセルフジャッジ競技。スポーツマンシップが尊ばれる。プレーに際しては、相手を卑しめたりすること。相手の気を散らしたり、相手のベストを尽くしたプレーを妨げたりしない。といった「カーリング精神(The Spirit of Curling)」が競技全体をとおしての根本的な理念となっている。これも爽やかな藤澤さんの魅力のひとつになっているのでは。

 カーリングはチーム力がものを言う競技であり、試合中のコミュニケーションが大切な要素だ。試合中にも吉田知那美選手の「そだねー」という声がよく聴かれた。巷では今年の流行語ともいわれる「そだねー」。コミュニケーションの中心となる「マジックワード」に「そだねー」がなっていたようだ。
どんな時も相手を絶対に否定しない言葉であり、相手や相手の意見を尊重したうえで、自分が思うことを話していける。相手の話も聞きやすくなる相づち。コミュニケーションを円滑にする「そだねー」は使える場面は多そうだ。 
        
うむっさん
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