第2回プレイベント「鎌ケ谷こどもだんらん食堂」開催される!


 平成28年12月25日(日)午前10時30分から午後3時頃まで、鎌ケ谷市の東部学習センター調理室において、鎌ケ谷こどもだんらん食堂が主催するクリスマス会が開催された。

鎌ケ谷こどもだんらん食堂代表の御代川麻奈美さんの挨拶

 調理室入り口にはクリスマスツリーも置かれ、受付で参加費を払って中に入ると既にそこには大勢の子どもたちが席についており、これから始まるクリスマス会を楽しみにしている様子がうかがえた。当日の参加者は子供達が19名で男女ほぼ半数程度、そして鎌ケ谷だんらん食堂のスタッフの9名に加え見学者2名も含め総勢30名で室内はいっぱいの様子であった。

調理室前の受付 既に大勢の子供たちが参集 クリスマス会のスタート
クリスマス会」(1) クリスマス会(2) クリスマスの歌を合唱

 鎌ケ谷だんらん食堂の代表である御代川麻奈美さんの挨拶で始まり、クリスマス会で最初に行ったのは皆でクリスマスの歌を合唱することだった。そして、次に昼食の後のデザートとしていただくクッキーとマフィンづくりに子どもたちは取り組んだ。子供たちは5歳児から小学5年生まで色んな年齢層の子供たちが参加していた。

クッキーの生地づくり マフィンの生地づくり スタッフの指導で生地作り
マフィンの生地をカップに流し込む 抜いたクッキーをプレートに並べる マフィン用カップに入れた生地

 子供達は調理室で3グループに分かれて、スタッフの指導でクッキー作りに励んだ。クッキーの生地となる小麦粉と砂糖、牛乳、サラダオイルをレシピ通りに、カップで重さを測りながら用意をしたポリ袋に入れて混ぜ合わせる、適度な粘り気が出るまでよくこねて、今度はロール棒でクッキーの生地を平らにして、用意をした抜型で上から押してクッキーの生地を抜く、そして最後にオーブン用のパレットに皆で抜いたクッキーの生地を並べて、後はスタッフの方がオーブンに入れて焼きあがるのを待つだけだ。同様にマフィンもレシピに従って生地を作り、クッキーづくりと少し違う点は、ドロットした生地を小さな紙カップにスプーンですくって、約半分の量になるくらいまで生地を流し込み、そして生地の中の空気を出すためにカップをトントンとテーブル上で何度も打って表面が平らになるまで繰り返す。そしてカップの中の生地が平らになったらそれをオーブンに入れてマフィンの出来上がりを待つというわけだ。

クッキーの焼き上がりを待つ子供 焼きあがったお菓子 クリームシチュウをお皿によそってもらう
昼食に並ぶ子供達(1) 昼食に並ぶ子供達(2) 皆で一緒に”いただきます”

 正午前には3グループともクッキーづくりとマフィンづくりの作業も終えて、昼食の準備が整うまでスタッフの指導で、今度はカードゲームで遊んだり、クリスマス飾りを作ったりと楽しくお友達と過ごしていた。そしてお腹も空いてきた正午過ぎに、かまだん食堂で用意をしたクリスマス会のお料理で、小皿には鶏肉のグリル焼きとほうれん草とコーンの和え物、そして子供たちは大皿をもってスタッフのところで、ご飯を盛ってもらい、次にメイン料理のクリームシチューをご飯の横によそってもらう。各自テーブルに座ったところで、全員で“いただきます”の唱和で昼食を食べ始めた。男の子たちの食欲は旺盛で中にはお代わりをする子供も見られた。昼食の後は、皆でクリスマス会を続けて、午前中に皆で作ったデザートのクッキーやマフィンも一緒にいただいた。

鎌ケ谷こどもだんらん食堂のクリスマス会(動画)

東部学習センター正面
学習センター入口
マフィンの作り方

 代表の御代川麻奈美さんのお話によれば、今回がプレイベントとして8月(南初富コミュニティセンター)に続く2回目で、あと1回程度開催したいと話された。今回の開催にあたっては市の協力も頂き開催場所に近い小学校にチラシやポスターを掲載して、このイベントの周知が出来た事を喜んでおられた。

 現在のところまだ鎌ケ谷こどもだんらん食堂の開催場所が定まらず、3回程試行の上、来年には、開催場所を定めて、ここに来れば食事を満足に摂れない子供たちが安心して食事ができる。スタッフのぬくもりを感じて、自分の居場所だと感じられる。そういう環境を整えていきたいと話された。回を重ねる毎にこうした子供の生活を支援する活動に賛同されたボランティアの方の参加が増えると共に、市内の企業からも活動支援をしたいとの有難い申し出をいただいと述べられた。

レポート:S.K