第27回 千葉県オープンペタンク大会に鎌ケ谷チームが出場
「ペタンク」って知っていますか? 見たことがありますか――
ペタンクとは、地上のカーリングのようなニュースポーツです。
(氷上で美形の女性が黄色い声を発しながら競技をしている
2015年世界女子カーリング選手権札幌大会のような華々しさはまったくありませんが)
競技者がサークルの中に立ち、目標の小さな球(ビュット)に向かってボール(鉄の玉)を投げ、
一番近くにボールを寄せることによって得点を競います。
先に決められた点数(13点か11点)に達したチームが勝ちになります。
チーム戦なのでチームワークが勝敗を左右します。
鎌ケ谷市「かまたんチーム」左から藤本、波多野、木下の各選手写真左は次の一投を考える。同右は狙い定めて投じる波多野選手
  鎌ケ谷市にも「ペタンク協会」があります。
  下記の大会に鎌ケ谷市から「かまたんチーム」が参加し て健闘しましたので、「ペタンク」を紹介しながら大会 の模様をレポートします。
    ・日本オリンピック委員会(JOC)加盟記念公認大会・
      第27回千葉県オープンペタンク大会
      主催・千葉県ペタンク・ブール協会
      後援・公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟
         開催日・平成27年 3月15(日)
         会場・船橋市運動公園自由広場
  参加チームは43です。北海道の選手から、岩手、愛知、新潟、群馬など全国各地から参戦していました。
  試合はトリプルス(3人で1チーム)、予選は4チーム のブロック(全11ブロック)によるリーグ戦です。
  決勝は各ブロック1位と2位(上位5チーム)の16チー ムが決勝トーナメントでトップ3を競いました。
  鎌ケ谷市の「かまたんチーム」(選手は藤本貴一、波 多野勝夫、木下健治の3氏です)はEブロックで、相 手チームは「お江戸日本橋」「悠遊クラブN」「スマイ ル」です。
「3人は一人」――究極の連携プレーが勝利へ導く
6球対6球のボールのつながりが勝負の決め手に
各自の持ち球は2個です。ビュットまでの距離感、地面の起伏を慎重に読みながら集中します
・初戦の相手は強豪「スマイル」です。さすがに試合巧者で「かまたんチーム」は苦戦。後半粘 りましたが11対3で初戦の試合を落としました。
・続く2試合目は「悠遊クラブN」です。「かまたんチーム」は連携が乱れて11対0で完敗でし た。ここで、次の試合へ必勝を期して、ミニミーティングで気持を立て直しました。
ビュット(赤い小玉)に最接しているボールを持っているチームがこのゲームの勝利者です。ミリ単位で判定するケースもあります
・3試合目は「お江戸日本橋」です。日本橋の水天宮エリアからのチームです。
・3連敗しては鎌ケ谷に帰れないと、気合の入った連係プレイと前の2試合とはコートが変わっ たこともあって、コースの読みもよくなり、前半からリードします。
・後半は1点差まで追い上げられましたが、かろうじて逃げ切りの1勝を上げました。
勝ちが見てきました。寄せるか、押すか、弾き飛ばすか、終盤の詰めは3人の意思統一が勝利を導きます。
 ・ブロックの優勝は3勝を上げた「スマイル」。3チームは1勝2敗の同率でしたが得失点差 で「かまたんチーム」はトーナメント大会には進出なりませんでした。
 ・午後の決勝リーグに進出できなかったチーム同士は交流大会を楽しみました。
 ・「かまたんチーム」は交流大会では連携作戦や試合中の役割分担など、試合を通して学習し たことを、市内の競技 者に伝えて、レベルアップを図って行きたいとしています。

開会式

Eブロックのスコア

 競技会場の模様
・試合とルール
  ・詳しいことはこちらのWebサイトで見てください。
  http://www.asahi-net.or.jp/~mg3h-okmr/index.html
・鎌ケ谷市ペタンク協会の現況
・設立:平成26年4月
・会員:43人(会長・綾部利一、副会長・藤本貴一、他役員5人)
・定期練習:第1、3木曜日(9:30~12:00)福太郎アリーナ 第2、4,5日曜(9:30~12:00)五本松小学校
     このほか、初心者講習会や市民大会を開催している。
・4月24日に今年度の総会が開かれることになっています。ペタンクに関心をもたれた方は男女を問いません。
・問い合わせは――綾部利一(会長)、電話・443・9122――にお願いします。
・なお、近隣市の競技人口は船橋80人、成田40人、柏28人、そのほか(印西、我孫子、浦安、習志野、大網白里市)など約 50人が登録されています。

(レポート Y・T)