全国の有名産地、窯元の焼き物が勢ぞろい
プロ野球日本ハムファイターズのファーム拠点 鎌ケ谷スタジアム駐車場で「大陶器市」
 全国有名産地の陶器が集結する「全国大陶器市」が2015年2月7日から15日まで、
市内中沢のファイターズタウン鎌ケ谷の鎌ケ谷スタジアムの特設会場で開かれています。
(入場無料で各日午前10時~午後5時)。
 この催しは、全国大陶器市振興組合(川尻健児代表理事)が地域の活性化や陶芸文化の普及を目的に全国各地で開催しているもので、当会場では10年近く続いており、冬の風物詩にもなっています。昨年は開催初日に大雪にあって大変でしたが、今回は朝日、読売の各紙に全面告知を関東地区に一斉PRしたことやNHKのローカル放送で放映されたこともあって連日、賑わっているようです。
 特設会場には、有田・伊万里(佐賀県)、備前(岡山県)、美濃(岐阜県)、常滑、瀬戸(愛知県)、伊佐美、(長崎)、益子(栃木県)、笠間(茨城県)など全国主要産地の大皿や小皿、どんぶり物、小鉢などのから伝統工芸作家の特別展示品まで、食器類を中心に約50万点の陶器が販売されており、産地直送の掘り出し物を求めて大勢の人が会場を訪れていました。
 組合の本部長を務める谷口さん(右上写真の赤い半天の方)にお話を伺いながら、写真撮影の許可をいただき、展示会場の様子をレポートします。創作デザインの作品などで撮影できないものもありましたが、装飾陶器から数万円の工芸陶器まであります。
 展示品は市価より3割ほど安くなっており、100円台から湯飲みや茶わんなどふだん使える器に人気があるようです。いくつもまとめて買っている人も見られました。
 陶器のほか、唐木家具や箸、椀などの漆器類、金物類、陶器人形など産地直送の掘り出し物もあったり、出店窯元が断然多い九州の物産類なども並び、人気を集めていました。 
 全国大陶器市振興組合は、各地域の産地小売卸業者、窯元生産者などによって構成されており、年に20回ほど日本各地の都市公園を中心に、やきもの文化振興・普及・啓発に寄与する目的で全国大陶器市を開催しています。
 全国大陶器市振興組合(代表理事:川尻健児)
 〒844-0005 佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-2
 ホームページ:http://dai-toukiichi.com/index.php
 なお、次回の開催会場は埼玉・大宮公園で2月21日から3月8日まで開かれます。
レポート・Y・T