中央公民館 であい・ふれあい・たすけあい
ふれあいまつり


 日常市民の活動の場として、広く利用されている市の公民館で毎年行われている「ふれあいまつり」が中央公民館(三橋記念館)で平成23年2月26日(土)・27日(日)両日に渡って開催された。

 この”ふれあいまつり”は市内にある他の各公民館・コミュニティーセンター等でも順次開催されている。
日頃公民館で活動している、サークルや地域のボランティア団体、小・中学校の生徒たちが地域の市民の方たちと楽しくふれあうイベントである。

中央公民館”ふれあいまつり”会場 正面玄関前ふれあい広場にて 2階展示コーナーで絵画作品を見る人

 2日間に渡る、中央公民館の”ふれあいまつり”は正面玄関前から三橋記念館の地下視聴覚ホールも含めて全館を市民に開放し、参加各団体やサークルが日頃の活動成果を、来場された市民の方たちに展示・発表を行っていた。
 
くじ引きコーナー コリントゲームで遊ぶ小学生 懐かしいベーゴマ遊びも
中学生達の販売コーナー 焼きたてフランクフルトの販売 子ども達に人気のポップコーン販売

 公民館の正面玄関前は「ふれあい広場・模擬店」が出店され、焼きソバ・フランクフルトソーセージ・綿あめ・ポップコ−ン・鎌ケ谷中学校の生徒の手作りお菓子や小物の販売、ベーゴマ廻し・コリントゲームなど子ども達や親子連れで模擬店を楽しんでいた。

鎌ケ谷日本語サークルの展示 手編みの会の作品展示 お花の会の生花展示
春らしい生花作品 ちょっと引き付けられる作品 絵画同好会の作品展示
書道作品の展示を見る市民 絵手紙作品の展示 おたよりぶんぶんの絵手紙作品
東葛山の会コーナー 和裁クラブの手縫い作品展示 社協の喫茶コーナー
シルバー人材センターの展示 廊下も沢山の造花で飾付け 社協の花と苗の販売コーナー

 中央公民館の2〜4階は、可愛いカラフルな花飾りで全体が飾り付けられ、「展示と体験コーナー」として、絵画・写真・手芸の作品の展示と販売、その他に4階の中央地区コーナーでは来場者に喫茶室・花苗販売・遊びの広場・原宿ドックなどサービスが行われて、来場者も一休み。また同じ階の”あそびの広場”ではアートバルーン(風船の加工)・わなげ・工作コーナーなども用意されて、子ども達も楽しそうに遊んでいた。

遊びの広場でアートバルーン作り 少女達も輪投げ遊びで楽しそう! 中央社協の活動紹介ポスター

 3階の学習療法普及会による脳トレ体験コーナーもあった。筆者も取材中に脳トレの方に誘われて10分ほどの脳トレテストを受けてみた。最初のテストは4色の文字で書かれたテスト用紙を、文字でなくそこに書かれた文字の色を順番に言っていく。普通は4分ほど掛かるが3分ほどで終わり一安心、次に数字を書いた直径3cmほどの丸いコマを、100番まで書かれた用紙の上に、ランダムに並べ替えられたコマを用紙の数字とコマの数字が合う所に置いていくというもの。これも筆者は4分ほどで終わったが、通常は5分ほど掛かるとの事。隣で同じテストを受けていた人が3分で全てのコマを並べられたので会場から拍手が沸き起こっていた。
 年齢的にも60歳を越えるころになると何となく物忘れが多くなったと不安に思うことがあるが、この物忘れ予防の「脳トレ・いきいきサロン」で週1回6ヶ月間のトレーニングも行っているとの事である。説明によれば「簡単な計算」や「文章を越えに出して読む」という練習を行うことで人間の脳を健康に保つ良いトレーニングになるとの説明を係員の方より受けた。

鎌ケ谷学習療法普及会コーナー 色判別テストを受ける来場者 筆者も受けた数字合わせ

 地下ホールは両日に渡り「発表のコーナー」として、市内の32の各サークル・団体が参加して日頃の活動成果を発表していた。合唱の発表では女性合唱グループによる懐かしい童謡唱歌の合唱や鎌ケ谷少年少女合唱団の発表も行われていた。会場内の客席からは盛んに携帯デジカメで出演者を撮影している姿が見られた。

童謡・唱歌を楽しむ会の動画
童謡唱歌の合唱 童謡・唱歌を楽しむ会の動画再生 ”上を向いて歩こう”を皆で歌う
鎌ケ谷少年少女合唱団(1) 鎌ケ谷少年少女合唱団(2) この合唱団は各地で出演多数

 この様な地区ごとに開催される「ふれあいまつり」のイベントは市民の方たちに、公民館やコミュニティーセンターの役割や、また利用者の立場で日頃の活動を参加各サークル・団体が発表する場につながり、公共施設利用を通して多くの市民が交流する良い機会となる。当NPO法人でもよく利用させていただいているので、この様な催しは活動告知の場として有難い。

(レポート:S.K)