第5回 YOSAKOI2010かまがや 市内三会場で同時開催!



 今年で5回目となる「YOSAKOI2010かまがや」踊りが残暑の厳しい中、市内3ヶ所で同時開催された。


 この「YOSAKOIかまがや」も鎌ケ谷市のPRと市内活性化のためのイベントで、主催は鎌ケ谷市商工会、共催は鎌ケ谷市、その他イベント開催に協力した団体は東武鉄道、新京成電鉄、北総鉄道、船橋新形成ばす、鎌ケ谷市スカウト連絡協議会である。

吉野商工会会長挨拶 清水市長挨拶 審査員の紹介
オープニングセレモーの参加者 みどり幼稚園児の”よさこい踊り” ゲスト 夏舞徒チーム

 今年のテーマは「躍(おどり)」で、YOSAKOI踊りに地元の団体及び周辺市町から33団体踊り子は実に1000名余り。会場は3会場設営され、第一会場は市役所正面駐車場、第二会場は新鎌通り(イオン鎌ケ谷ショッピングセンター)で”よさこい踊り”の審査会場でもある。第三会場は東武鎌ケ谷駅西口のペアーロード商店街で行われた。第一会場内には市民や参加者のための各種模擬店が出店され、飲み物や食べ物を販売していた。

第一会場の模擬店が並ぶ ゲストチームの演舞 テーマは”狐の嫁入り”
力強く演舞をする踊り子 狐の嫁入り姿で (動画再生) 黒一色のドキモを抜く衣装!

 「YOSAKOIかまがや」の開会式は午前10時20分から始められ、大会運営の責任者、清水市長、吉野商工会会長らの挨拶に続いて、市役所第一会場で柏市、松戸市、船橋市から友情出演に駆けつけた3団体(CHIよREN北天魁、REDA舞神楽、夏舞徒)による演舞が披露された。参加各団体は毎年衣装や振り付けにも工夫を凝らし、ど派手なパーフォーマンスに、観客達も圧倒される!
 地元からは、みどり幼稚園の園児達による可愛い”よさこい踊り”に市民や園児の親達も拍手喝采。また太鼓演奏で毎回参加している「匠太鼓」の若者達も元気一杯バチを持って太鼓を力強く連打していた。

黒から白に衣装が変った北天魁 北天魁チームの踊り子 地元の匠太鼓の熱演
東武鎌ケ谷駅西口でバンド演奏 よさこい風和里の演舞 魁(さきがけ)の演舞

 オープニングセレモニーが終わると、正午少し前からチーム演舞が各三会場で演舞が行われた。東武鎌ケ谷駅西口では演舞が始まる前に松戸ブラスオルケスタのブラスバンドが演奏し、馴染みの曲が演奏されるのを楽しんでいた。各三会場の演舞はお昼の15分ほどの休憩を除き、午後3時過ぎまで行われ、その後4時40分ごろ第一会場で表彰式が行われる。よさこいソーラン踊りの競技に参加した各チームの踊り子達は実に楽しそうに演舞を行っている。派手な衣装と化粧で日常の自分を忘れて、又違った自分を踊りを通して表現しているのか!

姫楽童の演舞 (動画再生) ふさのくに舞華恋の演舞 よさこい明日風

 毎年行われる審査会では、鎌ケ谷市商工会大賞、鎌ケ谷市長賞、高知県知事賞、優秀賞、審査員特別賞等が授与される。

 今回で5回目となる”YOSAKOIかまがや”も、市民にはすっかり定着して、早くから演舞が良く見える場所とりに出かける市民が多く見られた。丁度、船取線沿いから市役所前の第一会場が良く見えるので、通過するドライバーや歩行者には良いイベントのPRになったのではなかろうか。筆者も取材を通じて感じた事は、イベントの最中、日中の猛暑の中でも大会を主催する事務局やスタッフ・大勢の関係者の方々のご苦労があってこそ「YOSAKOIかまがや」を多くの市民が楽しみ、会場周辺の商店会と市民とのふれあいを通じ、鎌ケ谷市の「街おこし」に役立ったのではないかと思う。

(レポート:M太郎)