7月31日(土)新京成線初富駅周辺の地域で地域の商工会及び自治会の主催する夏まつりや盆踊り大会が催された。鎌ケ谷市商工会の催す行事が各商店会で行われているが、当日は中央商店会主催による「商工まつり」が初富駅前イトーヨーカ堂前広場で開催された。
 また、同日の夕方には初富小学校グラウンドで地元自治会による、夏まつり盆踊り大会が賑やかに
催された。グラウンド中央には櫓が組まれ、盆踊りの曲に合わせて和太鼓の音が響き渡り、盆踊りに参加されたお年寄りや子ども連れの夫婦の方たち、若者達が夏の一夜、地元の盆踊り大会を楽しんだ。



ヨーカ堂前広場に屋台が出現! 輪投げを楽しむ子どもたち 昔懐かしいわた飴も
今日は暑いからかき氷おいしいね! お嬢ちゃんラムネをどうぞ 金魚すくいを楽しむ子どもたち

地元自治会による盆踊り大会は、夏の強い日差しも落ちて少し涼しく感じられる夕刻から始まった。
小学校のグラウンドでは、早くから練習のために櫓の上で太鼓の練習に励む若者の姿が見られた。また市民団体の参加もあって夜店の準備に係の人は忙しく立ち働いていた。

グラウンドで太鼓の練習  櫓の上でバチさばきも鮮やかに太鼓を打つ若者 夜店の準備に忙しい出店者
 

小さな子どもも踊りの輪の中に 屋台のわた飴を楽しむ少女達
浴衣が良く似合う少女達
盆踊りをリードする舞台の女性陣 盆踊りで日ごろの練習成果を披露

 筆者の現役時代もそうであったが、東京に通勤するサラリーマンたちは、日ごろ近所付き合いが疎遠であり、地元の人たちと交流する機会が少ない。このような夏祭りや、盆踊り大会に子ども連れで参加することによって、昔懐かしい子どもの頃の楽しい思い出を家族に伝え、また子供たちに楽しい夏の思い出を残してあげられるのではないか。
 都心に近い鎌ケ谷では「ふるさと」という感覚が少ないが、比較的自然に恵まれたこの地を、このようなイベントに参加する事によって郷土に対する愛着を育みたいものである。