社会貢献活動を支援する地元大手スーパーの 「幸せの黄色いレシートキャンペーン」に地元市民団体が参加!


 
 平成22年3月10日(水)から3日間、鎌ケ谷市内の大手スーパー”イオン(IEON)”が企業の社会貢献活動として毎月11日店内で「幸せの黄色いレシートキャンペーン」が行われた。この期間中には市内の社会貢献活動を行う市民団体など登録30団体が、店内1階のエレベーター前の広場で、日頃市民活動に参加している各団体の活動紹介と、買い物客の「幸せの黄色いレシートキャンペーン」がどの様な仕組みで、市内の社会貢献活動を行う団体にイオン鎌ケ谷店から還元されるかがパネルで説明されていた。

投函ボックス キャンペーンPR中の参加市民団体の方 市民活動を説明する説明員


 1階のレジ付近に置かれた、「幸せの黄色いレシートキャンペーン」投函ボックスは各市民団体別に30に仕切られ、買い物客はそれぞれ市民活動を応援したい団体の名前が書いてある投函ボックスに、買い物をした時に受け取った「黄色いレシート」を入れる。するとイオン鎌ケ谷店ではレシートの買い物額の1%を半年または1年毎に集計して贈呈額を算出。贈呈品の受け渡しはイオン鎌ケ谷店から連絡を受けた各市民団体が、店舗に出向き贈呈額に見合う希望商品に交換して、その贈呈品を受け取る。
 

 現在、イオン鎌ケ谷店の「幸せの黄色いレシートキャンペーン」に登録されている市内の社会貢献団体は下記の30団体。
 鎌ケ谷市ボランティア連絡協議会、ボーイスカウト鎌ケ谷第2団、学生ボランティア「ほっとステーション」、鎌ケ谷おもちゃの 図書館「あ・そ・ぼ」、鎌ケ谷市要約筆記サークル「あいあい」、友愛ボランティア、鎌ケ谷ボランティアグループ「アイウィル」、シニア・ピア・なごみ、鎌ケ谷レクレーション協会、鎌ケ谷市更生保護女性会、ガールスカウト千葉54団、ゆうゆう四季の会、粟野の森の会、やろう会、鎌ケ谷市原爆被災者折鶴の会、NPO法人マネー・スプラウト、鎌ケ谷点訳友の会他

 当日は、この「幸せの黄色いレシートキャンペーン」のために、市内の参加市民団体が買い物客に日頃の社会貢献活動をPRするため、パネルの前で熱心に説明をする姿も見られ、またレジ付近に設置された「幸せの黄色いレシートキャンペーン」投函ボックス」の前では、「幸せの黄色いキャンペーン」のたすきをかけた市民活動団体の女性達が、買い物客に”黄色いレシート”を各団体名の書いた投函ボックスに入れて下さる様にお願いをしていた。

キャンペーンPR中の女性 幸せの黄色いレシート投函ボックス 集まった黄色いレシート


 期間中、市民団体側の世話役でもある「セカンドライフ支援隊」の大阿久氏にインタビューを行い、このキャンペーン活動内容について説明を受けた。(インタビュー内容はこちら!:動画

「セカンドライフ支援隊」の大阿久氏


 実際、小さな市民団体が社会貢献活動を行うには、どうしても活動資金が必要となってくる。活動資金獲得の支援策として、企業の社会貢献活動を通じて、地元市民団体へこの様な買い物客のレシートが一部贈呈品の原資となって還元される仕組みは、市内で社会貢献活動を行う各団体にとっては大変有難い仕組みである。

(レポート:S.K)