プリザーブド・フラワー教室を開催



 平成22年11月17日(水)PM1:00〜3:00 中央公民館に於いて、当NPO法人が主催する「プリザーブド・フラワー教室」を開催した。講師は当会員でもある仲田知子さんが務められ、参加者の皆さんにフラワーアレンジメントの作り方をご指導いただいた。

X'masアレンジメント完成見本 講師の仲田 知子さん

 プリザーブド・フラワーとはどのようなものなのですかと聞くと、仲田講師の説明では生花や草木を特殊保存加工(オーガニック(有機)保存液や食用の着色料を使用しているので人体や環境にやさしくできている。)を行って、植物のやわらかい感触・みずみずしいままの形を保ち、長期(2〜3年程)間フラワーアレンジメントを楽しめて、手入れも楽なので、生徒さんにも好評だと話されていた。

 当初この企画を経てる際に、女性会員が参加しやすい講座と一般市民の方が参加したい講座として、一般的な生花のフラワー教室ではなくて、プリザーブド・フラワーは保存が利き、制作時間が余りかからず、出来栄えも良くて、チョットした室内の装飾品として利用できる講座を開講したいと考えた。一般的なフラワー教室はどこでも行われているので、果たしてどれくらい市民の方が参加して頂けるか少し心配したが、市報掲載により即日募集定員(10名)以上に達して、急遽次週に2回目のフラワー教室を開催することとなった。

第一回目の講座参加者(1) 第一回目の講座参加者(2) 先生の指導形を整える

 参加者は第1回目は9名、第2回目は7名で、一般市民の方の他、当NPO法人の女性会員の参加も多かった。
今回のフラワー教室は、X'masアレンジメントである。室内や玄関にクリスマスのデコレーション・フラワーとして飾って置くのにふさわしい。
 フラワー教室の進め方は、最初に各参加者のテーブルの前に、当日使用するプリザーブド・フラワーの花や草木(ヒムロ杉・グイ松・ワタカラ・柊、キラキラ光るガラスの装飾品、細い着色した針金、ベースとなる器とパーツを盛り付ける軽石(フォーム)の様な素材が配られた。

 次に講師より、お花の盛り方について器のセンターにキャンドルを立てて、その周りに赤と白の薔薇、ヒムロ杉、、松ボッックリ(グイ松)などを配置する。各パーツとなる花や草木はそれぞれ、細い針金を添えて固定し捩った針金の先を、ベースの部材に差込固定する。お花の活け方にも三方見と四方見の方法があって、花器の置き場所を考えたお花の活け方を選ぶように薦められた。

材料を切りそろえて活ける フォームの説明をする講師 ワイヤーで花・草・木を固定する

 およそ1時間ほどで大体の形が出来上がって、講師の仲田さんから制作途中の生徒さんの各作品に少しアドバイスを与えることによって、全体のバランスがとれたきれいな作品に仕上がっていく。最後に4種類ほどのリボンの中から、自分が好きなリボンを選んでピンポイントのアクセントを付けて仕上がりである。同じ材料を使っても生徒さんそれぞれに個性のある作品が出来上がる。

皆さんの作品・どれもすばらしい出来栄えで今年のX’masを彩る

 完成した作品を、テーブルの上に並べて各自比較すると又これも面白い。参加者の生徒さんからしばし楽しそうな作品評価の話で盛り上がった。

 今回講師を務めて頂いた、仲田 知子さんのホームページ[Atelier Monstera」は下記の通り。ブログも日々更新しておられるので最新のフラワーアレンジメント作品も掲載されていて、楽しい。
URL: http://www.atelier-monstera.com/
(レポート:S.K)